2年ぶりに南米に行ってきた。
仕事の休みを1か月まとまってとれたので、チリ、アルゼンチン、ペルーを駆け足で巡ってきた。
目的地は、チリの首都サンティアゴ、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス、イグアスの滝(アルゼンチン・ブラジル国境)、ペルーのリマ、アヤクチョ、イキトスの計6都市。
旅行から帰ってきてから気付いたが、乗り継ぎで立ち寄ったサンティアゴとリマ以外は、いずれもペルーに住んでいた当時に行こうとしたものの、結果的に行けなかった場所ばかりだ。
しかもすべて航空券やツアーを購入していたのにもかかわらず、不慮の事態によって涙をのんで旅行を中止した、ある意味思い出の場所だ。
今回の旅行は、そんな過去の悔しい思いを成仏させるために行ってきたのだと気付いた。
具体的にどんなトラブルで行けなかったのかというと・・・。
ブエノスアイレス
2019年に航空券・ツアーを購入していたものの、義母の病気によって急遽日本に帰国。
イキトス
2019年に航空券・ツアーを購入していたものの、日本での義母の看病が長引き行けず。
アヤクチョ
2020年に航空券を買っていたが、直前にブラジルで強盗に襲われ、パスポートやペルーの身分証を盗られてしまったため行けず(1度目)。
2021年にも行こうとしたが、直前に突発性難聴を発症し、日本で入院する羽目になったため行けず(2度目)。
イグアスの滝
2020年に旅行を計画していたものの、直前にコロナで国境が封鎖されて行けず。
これまで、上記の都市の名前を聞くだけで「なんで行けなかったんだ…」と落ち込んでいた時期もあったが、今回短い時間ながらも、やっと過去を取り戻すことができたと感じている。
そして、久々の南米旅行でエネルギーをもらってきた。
スペイン語も、ラテンアメリカについての勉強も、やる気がわいてきた。
というわけで、久々にブログを書いていこうかと思っている。
スーツケースのタイヤを盗られた・・・!?
今回困ったのは、旅の序盤でスーツケースのタイヤが2つなくなってしまったことだ。
JALで東京→ロサンゼルス(乗り継ぎ)便に乗ったときに1つ、そしてSKYでサンティアゴ→ブエノスアイレス便に乗ったときにもう1つ無くなっていた。
せっかく新品のスーツケースを買っていったのに、早々にタイヤが2つになってしまい、移動にはかなり苦労した。
だが3つ目がなくなるともはや引いての移動は不可能になるので、ぎりぎり踏みとどまったというべきか。
とはいえ、移動するたびに空港でもタクシー乗り場でも「あれ、スーツケースが壊れてるね」と現地の人に言われ、ちょっとイラっとした。
これまで旅行中にスーツケースのタイヤがなくなることなんてなかったし、残りのタイヤを引っ張って外そうとしてみてもそう簡単にはとれるとは思えなかったので、航空会社や空港の職員に盗られたのだろうか。
そしてスーツケースのタイヤというニッチな闇市場が存在しているのだろうか。
誰か知っていたら教えてください。
ちなみに、タイヤ1つにつき航空会社が30ドル補償してくれた。