ラテンアメリカ
11月1日、2日はメキシコの死者の日だ。 この時期が近付くと毎年、SNSからきれいな写真がたくさん流れてきて、懐かしい気持ちになる。 僕は2018年、ペルーに住み始めたばかりのころ、妻と一緒に死者の日のメキシコを旅行したのだが、そのときの光景はいまも深…
個人的に思い出深いラテンアメリカ関係の記事。NHKの記事は油断していると消えていってしまうのが残念。自分のための備忘用・保存用ですが、興味がある記事があればどうぞ。消えてしまった記事はアーカイブサイトから引っ張ってきています。 「女性を集めて…
6月上旬、家族からチケットをもらったので大阪万博に行ってきた。 漫然と回るよりはテーマを決めたほうがいいと思い、「ラテンアメリカのパビリオンを全部回ること」を目標にした。 平日にもかかわらず想像よりも人が多く、どこを回っても行列、行列・・・…
引き続き、ユカタン半島メリダ近郊のセノーテを紹介しようと思う。 前回の記事はこちら。 hirunecrocop.hateblo.jp ④ セノーテ・アケツァリ(Cenote Aketzali) ⑤ セノーテ・イク=キル(Cenote Ik-Kil) ⑥ チチェン・イツァの聖なるセノーテ(Cenote Sagrad…
去年、ユカタン半島のメリダ近郊を旅して良かったことの一つが、大小さまざまなセノーテを見れたことだ。 整備されたきれいなセノーテから、超ローカルなものまで。 中には、一般家庭の庭や、スーパーの駐車場にあるセノーテもあった。 メリダはたくさんのセ…
最近見た南米ボリビアの「ウカマウ集団」の映画の感想の続きです。 前回の記事はこちらから。 hirunecrocop.hateblo.jp 今回はウカマウ集団の最新作「30年後 ─二人のボリビア兵─」と初の長編映画「ウカマウ」について簡単に感想を書いてみたいと思います。 …
ウカマウ集団とは 「コンドルの血」1969年 (75分) 「地下の民」1989年 (125分) ゴールデンウィークは主に、新宿K'sシネマでボリビア先住民の映画を見てきた。 「ウカマウ集団60年の全軌跡」という映画祭で、5/23まで新宿でやっている。その後は全国を巡回…
メキシコシティの最大の見どころの一つ、国立人類学博物館。 「太陽の石(アステカカレンダー)」が有名だが、オルメカ、マヤ、テオティワカンなど、各文明の超貴重な考古学品がずらりと並んでいて圧倒される。 メキシコ国立人類学博物館の門番 そんな中、「…
メキシコでは2月〜4月くらいにかけて、ハカランダという花が咲く。 特にメキシコシティは街が紫色に彩られ、つい足を止めて写真を撮ることが多くなる。 実はハカランダは、1920年代に日本人造園家の松本辰五郎が桜の代わりとしてブラジルから持ち込んだも…
2月下旬〜3月上旬はリオのカーニバルの季節だ。 毎年、この時期にニュースでカーニバルの様子を見ると、強盗に襲われたときのことを思い出す。 5年前、妻の仕事の関係で僕はペルーに住んでいた。 ブラジルにカーニバルをに見に行こうとしたのは、まだ新型…
前回、「濃厚なチョコレートの歴史展」に行った話を書いたが、メキシコでもチョコとカカオに関する博物館に行ったことを思い出し、備忘録のために書いておこうと思い立った。 チョコストーリー博物館(ユカタン州・ウシュマル遺跡) 古代のカカオ飲料を試飲 …
先週末、銀座三越の「濃厚なチョコレートの歴史展」に行ってきた。 ツイッターでたまたま知ったこの展示。 ちょうど東京駅に用事があったためふらりと立ち寄ったのだが、大収穫と言ってもいい面白さだった。 銀座三越の9階に行くと、チョコレート展の看板が…
明けましておめでとうございます。 今年はヘビ年ということで、ご利益にあずかろうと去年メキシコで出会った蛇の神々を紹介したいと思います。 古代メキシコと蛇 1、羽根の生えた蛇神(ケツァルコアトル、ククルカン) 2、大地の神 コアトリクエ 3、火の…
今年は仕事を休んでメキシコに留学し、忘れられない年になった。 本当は1年の締めくくりとして「思い出に残った場所」とか「出会った人たち」を書くべきなんだろうけど、書くことが多すぎて絶対に年内では書き終わらない。 というわけで、今年買ったものだ…
今回の旅行でメリダ市(ユカタン州の州都)に行った理由の一つが、ハンモックで有名な村が近くにあることだった。 「ティシュココブ」、ハンモックの村。 8年くらい前に、職場の後輩から面白いからとプレゼントしてもらった本の中に登場した村で、ずっと頭…
今年7月、マヤ鉄道に乗ってメキシコのユカタン半島に行ってきた。 マヤ鉄道は2023年12月に開業したばかりの観光列車で、メキシコのアムロ前大統領が計画した国家的な公共事業だ。 僕は、せっかくユカタン半島に旅行に行くならマヤ鉄道に試乗してみたいと思…
以前、コロンビアに滞在していたときのこと。 ガルシア=マルケスの話をすると、多くの人が『コレラ時代の愛』は読んだ?と聞いてくる。 コロンビアでは『百年の孤独』に次いで人気なのは『コレラの時代の愛』だという。 カリブ海の街カルタヘナが舞台となっ…
前回の記事では、ガルシア=マルケスが『百年の孤独』で得た資金で建て、亡くなるまで暮らした家について書いた。 hirunecrocop.hateblo.jp 今回、ついに彼が実際に『百年の孤独』を書いた家を訪問することができた。 こちらもメキシコシティの閑静な住宅街…
今年はガブリエル・ガルシア=マルケスが何かと話題になる年だ。 3月には遺作となる『出会いはいつも八月』が出版され、今月末には満を持して『百年の孤独』の文庫版が日本で発売される。 そしてNETFLIXで百年の孤独の映像化が進められていて、年末に公開さ…
移民支援のボランティアに行った話の続き。 支援団体パトロナスには、野獣列車への食料支援だけでなく、もう一つ重要な役割がある。 それは「宿泊場所の提供」だ。 パトロナスの施設には合計25人ほどが宿泊できるスペースがあり、メキシコから北を目指す移民…
「野獣列車」の移民支援のボランティアに行った話の続き。 ここでは、メキシコから北を目指す移民たちがどんなリスクにさらされているのかを少し書いてみたいと思う。 ヘッドライトを照らしながら通過する野獣列車 列車にひかれ両足を失った移民 パトロナス…
30年間 寄付だけで運営される慈善団体「パトロナス」 先週、移民支援のボランティアに行ってきた。 メキシコ・ベラクルス州にある「パトロナス(Las Patronas)」という団体で、メキシコでは有名な移民支援団体だ。 地元のおばちゃんたち15人ほどで運営され、…
前回、前々回の記事では古代メキシコの10の重要な神々を紹介した。 だが、それ以外にも知っておいて損はない神々がけっこういるので、ここではプラスして8人紹介したいと思う。(全然10選になっていない…。) 属性の内訳としては、自然現象に関係した神…
知っておくと役立つ古代メキシコの神々。前半はこちら。 hirunecrocop.hateblo.jp 後半ではケツァルコアトル、テスカトリポカ、チャルチウトリクエ、ミクトランテクトリ、シペ・トテックを紹介します。 ⑥羽根の生えたヘビの神 ケツァルコアトル(Quetzalcóat…
メキシコに来てから、大学の授業などで歴史の勉強をすることが生きる喜びになっている。 中でも古代メキシコ(スペイン征服以前)の世界観・宗教観について学ぶのは抜群に面白い。 神話も独創的で面白いし、何よりも神々の造形が魅力的だ。 古代の人々は本当…
メキシコに来て5ヶ月が経ちました。去年の10月から仕事を1年間休職し、外務省の交換留学プログラムでメキシコ国立自治大学というところで学んでいます。 メキシコでは当初はジャーナリズムを勉強しようと思っていたのですが、自分でも意外なことに、メキシコ…
3月8日は国連が定めた「国際女性デー」だった。 ここメキシコシティーでは大規模なデモ行進が行われ、18万人が参加したと言われている。 メキシコでは年間3000人もの女性が殺されていて「もう我慢の限界だ」という女性たちの怒りが国中に渦巻いている。 メキ…
去年メキシコのアカプルコ市を襲った時速270キロのハリケーンを無傷で耐え抜いたものがある。 支倉常長(はせくら・つねなが)の銅像だ。 この銅像は日墨友好の象徴として1973年に仙台市からアカプルコに送られたものだ。 銅像がある「日本広場」にも被害はな…
去年12月、アカプルコで災害復旧のボランティアをしたいと思い、赤十字やキリスト教系の団体など5カ所にメールを送った。 だがメキシコにはボランティアという文化がないらしく、なかなか返事が来ない。 唯一返事をくれたのがアカプルコの植物園だったため…
4~5月に行ったチリ、アルゼンチン、ペルー旅行では印象に残る場所がいくつもあった。 まず書き残しておきたいのが首都サンティアゴで訪れた「記憶と人権の博物館」だ。 来月(2023年9月11日)にはチリのピノチェト将軍によるクーデターからちょうど50年とな…