ヒルネクロコップの日記

ペルーに2年ほど住んでいたスペイン語学習者です。 読書や旅行の記録、ラテンアメリカのニュースについて書いていきたいと思います。2023年秋からメキシコに来ました。

phaさんの『知の整理術』を読んでブログを書くことにした

備忘録としてブログを始めることにした。

理由はいくつかあるのだが、大きなものとしては、人と会話したことや読んだ本の内容を、すぐに忘れてしまいたくないということだ。

 

この2年間ペルーに暮らしてきて、印象に残る旅行もいくつかしたし、スペイン語でたくさんの人と喋ってきた。

だが、最近妻から「あの時あの人はこんなこと言ってたよね」と言われても、思い出せないことが増えてしまったのだ。

 

また僕は読書が好きで、暇なときは本を読むタイプなのだが、読んだ内容は片っ端から忘れていってしまう。映画もそうだ。なので何度も見返しても初めて見る(読む)ように楽しめるという点では便利だが(妻からは「本当に何も覚えてないの?」と驚かれる…)、これも少しもったいない。なので、読んだ本も要点だけでもメモして残しておきたいと思うようになった。

 

ブログを書くという発想自体は、最近読んだphaさんの『知の整理術』に影響された。

(ペルーから帰国して2週間の隔離中に、関空の本屋でたまたま手に取った。)

ゆるくても続く~知の整理術 (だいわ文庫)

ゆるくても続く~知の整理術 (だいわ文庫)

  • 作者:pha
  • 発売日: 2019/11/09
  • メディア: 文庫
 

 この本にはブログをつける効果についてこんな風に書いてあった。

 

人間の脳というのは結構すぐにいろいろ忘れてしまう。だから、考えたことや新しく知ったことを文字にして書き残しておけば、あとで読み返したときに再び前に考えた時の思考や知識を蘇らせて活用することができる。

といっても、起こったことをすべて詳細に書いておく必要はない。ちょっとした要点や要素だけでも書き残しておけば、その断片をフックとしていろいろと思い出すことができるからだ。(p143)

 

 

ブログは「他人に見られてもいい自分用の勉強ノート」だ。(中略)

他人が読むかもしれないと思うと、誰が見てもわかりやすいようにちゃんと説明しようという意識が生まれる。そして、わかりやすい文章を書くためには概念の整理や的確な言語化などの作業が必要になって、そうした作業をすることで自分自身の理解も深まるものだ。(p146-147)

 

phaさんは大学の寮の先輩であり(9コほど年上なので面識はない)、見田宗介の本を敬愛していて、体がしんどくて労働が性に合わない、などいろいろ自分と共通点が多く、勝手に親近感を抱いている。

ペルーから一時帰国して自分の時間も増えそうで、何か新しいことを始めるちょうどいい機会なので、しばらくは彼の教えにしたがってブログを書いてみることにしたい。

 

hirunecrocop.hateblo.jp

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