ヒルネクロコップの日記

ペルーに2年ほど住んでいたスペイン語学習者です。 読書や旅行の記録、ラテンアメリカのニュースについて書いていきたいと思います。2023年秋からメキシコに来ました。

【メキシコ】メリダ近郊のおすすめセノーテ その2

引き続き、ユカタン半島メリダ近郊のセノーテを紹介しようと思う。

前回の記事はこちら。

hirunecrocop.hateblo.jp

 

④ セノーテ・アケツァリ(Cenote Aketzali)

以前ブログに書いた「伝説のハンモックの村」にあるセノーテ。

メリダからバスで30分ほど。ティシュココブという名前の村にある。

周りの日本人が絶対に行ったことのない超ローカルなセノーテを探している人は、ぜひここを訪れてみてほしい。

なにせ、このセノーテは一般家庭の庭の中にあるのだ。

この家のチャイムを押す

グーグルマップでたまたま見つけたこの場所。

家のチャイムを押し、セノーテに入りたいことを告げると門を開けてくれる。

20ペソ(約150円)払うと、小さいながらも美しいセノーテに入ることができる。

普通の庭にセノーテの入り口がある

この穴を降りていく

水が澄んでとてもきれい

メキシコ人の地元のご家族が団らんしていた

僕たちも泳ぎたかったが、まさかこんな場所にセノーテがあるとは思わず、あいにく水着を持っていなかった。

しばらくの間、きれいな水を眺めて楽しんだ。次に訪れるときは必ず泳いでみたい。

 

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/b9wjbMaKggzcUcyFA

👇行き方はこちらの記事から

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⑤ セノーテ・イク=キル(Cenote Ik-Kil)

マヤの遺跡チチェン・イツァに行く人の多くが訪れる有名セノーテで、地球の歩き方にも載っている。

泉に向かって垂れ下がるツタがとても美しい。

このセノーテは、チチェン・イツァに向かう途中で経由するバジャドリッド(Valladorid)という町のそばにある。

ちょうどメリダカンクンの間くらいに位置しているので、どちらの街からでもバスでアクセスできて便利だ。

 

まずはバスでバジャドリッドの街に着いたら、👇このローカルバス乗り場に行く。

https://maps.app.goo.gl/pDFYtB8L8kDXZKpu8

すると①バジャドリッド → チチェン・イツァ、②チチェン・イツァ → セノーテ、③セノーテ → バジャドリッドと周遊できるチケットを売ってくれるので、あとは小型バスに乗って移動するだけだ。

それぞれ区間を30分おきくらいに小型バスが運行しているので、チチェン・イツァもセノーテもゆっくり観光することができる。

帰りのバスの時間だけ気にしておけば大丈夫だ。

料金は確か小型バス100ペソ(約750円)+セノーテ入場料220ペソ(1650円)。

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ロッカーも着替え場所も整備されていて、ライフジャケットを付けて入ることができる。

水が冷たくてとても気持ちいいし、緑がきれいで自然の中にいるような気持ちになれる。

チチェン・イツァに行く人はぜひ水着とタオルを忘れずここを訪れてほしい。

 

⑥ チチェン・イツァの聖なるセノーテ(Cenote Sagrado)

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チチェン・イツァの遺跡の中にあるセノーテ。

古くからマヤの人々に信仰の場所として重要視され、チチェン・イツァができるよりかなり早い段階から巡礼地になっていたそうだ。

写真ではあまり伝わらないが、他のセノーテよりかなり大きく圧倒される。

このセノーテを見たら、水の神が住んでいるとか、地下世界につながっていると信じるのもうなずける。

(柵で囲われているので立ち入ることはできない。)

 

再び、芝崎みゆきさんの本からの解説を引用。

セノーテの中でもとくに名高いのが、チチェン・イツァーの「聖なるセノーテ」。後700年ごろより、儀式の場として利用され始め、しだいに遠隔地からも多くの巡礼者を呼び寄せるようになる。チチェン・イツァーが放棄されたあとも、巡礼者が途絶えることはなかった。

ここにはチャーク(※マヤの雨神)への雨乞いにと、多くの宝が投げ込まれた。その中には交易品なのか、オアハカやメキシコ中央部で作られたものや、遠くパナマコスタリカの金製品まであった(金といっても大部分は合金)。

芝崎みゆき『古代マヤ・アステカ不可思議大全』184頁

マヤの雨神チャークの石像(ウシュマル遺跡)

「聖なるセノーテ」に投げ込まれたのは宝物品にとどまらない。

人間も多く捧げられ「生けにえのセノーテ」とも呼ばれているという。

セノーテの調査はその後も続けられ、今のところ、127体の遺体が見つかっている。なんと79パーセントは3歳から11歳くらいの子供たちが占めていた。それに大きく差をつけられ、つぎに多かったのが成人男子の骨。女はすごーく少ないとのこと。

それらの遺体の中には頭がボコボコに陥没していたり、鼻の骨が折れたものもあったそう。

同上

127人もの生けにえが捧げられていたとはすごい…。

この地域のマヤの人たちは、争いごとや自然災害などが起こると、セノーテを通じて神との意思疎通をはかろうとしたらしい。

「聖なるセノーテ」を人生を捧げて調査したアメリカの領事の波乱万丈の物語など、より詳しく知りたい方は本書を読んでみてください。

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/PVjXFttwiYFjmX5M6

 

⑦ セノーテ・カクツァル(Cenote Ka' Kutzal )

メリダ市内にあるセノーテ。中心部からウーバーで20分ほど。

ここの特徴は、コストコの駐車場にあるということだ。

柵で囲われていて中に入ることはできないが、こんな場所にもセノーテは存在しているのかと驚く。

奥にコストコの店舗が見える

メリダ周辺はセノーテにあふれた場所なのだとつくづく実感する。

マヤ文明の充実した展示が見れる「ユカタン人類学博物館」の隣にあるので、博物館を訪れる人やコストコに買い物に行く人はこちらも立ち寄ってみてほしい。

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/V8oDNXh1UUaKtoU77

 

前の記事にも書いた通り、ユカタン半島には3000ものセノーテがあると言われている。

僕が訪れたのはほんの一握りにすぎないので、他におすすめのセノーテがあればぜひ教えてください!

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