ヒルネクロコップの日記

ペルーに2年半、メキシコに1年ほど住んでいたスペイン語学習者です。コロンビアやグアテマラにも滞在してました。 読書や旅行の記録、ラテンアメリカのニュースについて書いていきたいと思います。

【メキシコ】メリダ近郊のおすすめセノーテ その1

去年、ユカタン半島メリダ近郊を旅して良かったことの一つが、大小さまざまなセノーテを見れたことだ。

整備されたきれいなセノーテから、超ローカルなものまで。

中には、一般家庭の庭や、スーパーの駐車場にあるセノーテもあった。

メリダはたくさんのセノーテに囲まれた都市なのだと深く実感した。

これから夏になりメキシコのセノーテを訪れる人も多いと思うので、僕が訪れた6つのセノーテを中心におすすめの場所を挙げていこうかと思う。

セノーテ・アシエンダ・ムクイチェー

そもそもセノーテとは

セノーテのわかりやすい説明が芝崎みゆきさんの『古代マヤ・アステカ不可思議大全』にあったので、そのまま引用したい。

ユカタン半島北部には、地下水が湧き出る丸いポッカリ穴がポコポコあり、それらはセノーテと呼ばれている(マヤ語での「ツォノット」のスペインなまり)。川も湖もないこの地では唯一の水場であるので、セノーテを中心に町が築かれた。

芝崎みゆき『古代マヤ・アステカ不可思議大全』184頁

貴重な取水地でもあり、水の神が住む聖なる場所でもあるセノーテは、古くからマヤの人たちの生活に欠かせない場所だった。

ユカタン半島に約3000カ所もあるというから驚きだ。

メリダをぐるりと取り囲むように存在しているというのも面白い。

メリダを中心に円状に並ぶセノーテ
(芝崎みゆき『古代マヤ・アステカ不可思議大全』186頁)

メリダ付近に落ちた隕石によってセノーテができたという説(同上)

 

① セノーテ・アシエンダ・ムクイチェー(Cenotes Hacienda Mucuyché)

最初に訪れたセノーテは、メリダからウーバーで約1時間。

同じメキシコ留学友達に教えてもらったおすすめのセノーテだ。

もともとはエネケンという植物を栽培・加工していたアシエンダ(農園)で、10年ほど前に井戸を掘っていたらセノーテが見つかったので観光地化したらしい。

受付でお金を払って、他の観光客と一緒にツアーに参加する。

ツアーはエネケンという植物の説明からスタート。かつてロープや袋の材料になっていたそう。

ここには2つのセノーテがある。

まずアシエンダの説明が30分ほどあり、そのあとに着替えをしてライフジャケットを装着。1つ目の「セノーテ・カルロタ」に入ることができる。

水深は約7メートル。水は最初けっこう冷たく感じるが、メリダの蒸し暑い気候のおかげで慣れてくるとひんやりして気持ちいい。

1つ目のセノーテ「カルロタ」

写真を撮ったりして楽しんだあと、人工の通路を通って次のセノーテに泳いで向かう。

次のセノーテへ通路を泳いでいく

通路を抜けると、「アスール・マヤ(青いマヤ)」と呼ばれる2つ目のセノーテに出る。

ここは洞窟になっていて、水中で幻想的な景色を楽しめる。

2つ目のセノーテ「アスール・マヤ」

天井の穴から差し込む日光がとても美しい

動画だとこんな感じ。


www.youtube.com

ツアー代金は一人690ペソ(約5100円)。そこそこかかる。

いい意味でも悪い意味でもしっかり観光地化された場所だ。

"自然のセノーテ"という感じではないが、着替え場所、ロッカー、シャワーなどがちゃんと整備され清潔なので安心して訪れることができる。

他のツアー客もいて人は多いが、映え写真・動画を撮りたいならここを勧めたい。

👇公式ホームページ

Cenotes Hacienda Mucuyché

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/omzmr274HLQZMvt39

 

② セノーテ・ヤール・ウツィル(Cenote Yaal Utzil) 

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上記の場所から歩いて5分たらずのローカルなセノーテ。

この場所は自然のままという感じで人も少ない。

僕たちが訪れたときは他に観光客はおらず、貸切で泳ぐことができた。

おばあさんが一人で管理していて、お金を払うとライフジャケットを貸してくれる。

値段は100ペソ(約750円)。良心的だ。

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写真では水が濁っているようにみえるが、これは訪れる直前にゲリラ豪雨が降ったから。雨が降らなければもっと青く澄んでいるはずだ。

人がいない分、静寂に包まれ、木々のざわめきと鳥の鳴き声を聞きながら、ぜいたくな時間を過ごすことができる。

僕たちはちょうど午後の暑くなる時間に行ったので、水の冷たさが心地よく、爽快なひと時を味わった。

セノーテ・ムクイチェーを訪れる人は、ぜひこちらのローカルなセノーテも泳いでみてほしい(着替え場所、ロッカーなどはないので注意)。

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/VeZZjJd4d5iuXbGZ8

このセノーテの見取り図。底の方にさらに深い洞窟が続いているらしい。

 

③セノーテ・カンキリスチェ(Cenote Kankirixche)

上記2つのセノーテから車で10分ほど。

このあたりは地図で見てもセノーテがたくさん表示されるので、集中して存在しているエリアらしい。

グーグルマップの写真より

ここは実は僕は行っていないのだが、ダイビング好きの友達からおすすめしてもらった。

YouTubeで動画を見てみると、水が青く澄んで、太陽光線が差し込む様子がとてもきれいだ。

このセノーテもローカルでほとんど観光客が訪れないらしいので、ゆったりと泳ぎを楽しめるはずだ。

ちなみに泳ぎ終わったあとはハンモックで休憩できるらしい。

この方面のセノーテを訪れる人は候補にいれてみてもいいかもしれない。

👇グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/GWeYeAwg5drh7ByS8


www.youtube.com

 

メリダからのアクセス

僕たちはメリダからウーバーで直接セノーテまでアクセスし、帰りはローカルバスで帰って来た。

だがウーバーだと結構高いので、往復ともローカルバスでアクセスする手もある。

①と②のセノーテはムクイチェーという町にあり、メリダのサン・フアン公園すぐ横の駐車場からローカルバスが発着しているので、ここで聞いてみるといいだろう。

https://maps.app.goo.gl/eirqhaPhKr12n41d9

僕たちの場合、午前中にセノーテに行きたかったのだが、ムクイチェー行きのバスの始発が午前11時と言われたので、ウーバーを選択することにした。

またローカルバスは、ある程度人数が集まらないと出発しないこともある。

 

帰りはムクイチェーの中心部にメリダ行きのバスが午後にやってくる(確か14時と16時とかだったような…)。

 

③のセノーテは少し行き方が異なる。

ローカルバスの発着地は同じくサン・フアン公園横だが、アバラー(Abalá)行きのバスに乗り、50分ほどでアバラーの町に着く。

https://maps.app.goo.gl/uSiqTSsGJRouTXF2A

その後、モトタクシーに乗り換え、15分ほどで③のセノーテに到着する。

ローカルバスは45ペソ(約350円)、モトタクシーは100ペソ(約750円)ほどだそうだ。

 

次の記事ではさらに4つのセノーテを紹介したいと思います。

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